芦田川関連記事など

2001/5/18 朝日新聞

大きくする


こんな誘蛾灯を設置している川は、日本で唯一、芦田川だけです。
芦田川下流両岸に設置された誘蛾灯は、「ユスリカ」を退治するためのものである。
この「ユスリカ」は水の淀んだ富栄養化した水質の悪い湖沼などに発生する。
つまり、芦田川は川ではなく、誘蛾灯と「ユスリカ」は、芦田川の水質の悪さを象徴する設備と生き物である。
ユスリカについて

ユスリカは,悪者のようにいわれますが,実は物質循環の観点からいえば,川を浄化していることになります。
川底の有機物⇒ユスリカの幼虫が食べる⇒ユスリカの成虫として川から外へ出る(この時点で川の有機物の除去となります)⇒コウモリや鳥の餌になる⇒糞になって陸上に落ちる⇒植物の栄養になる⇒二酸化炭素の吸収というわけで,ユスリカが大量に増える環境を作ってしまった人間が,勝手に悪者に仕立てているだけなんです。

2002/10/18 来春に「芦田川水辺公園」誕生/ 福山中国新聞地域ニュース

福山市御幸町の芦田川に来春、「芦田川水辺公園」(仮称)が誕生する。水との触れ合いで住民の水質浄化意識を高めようと、福山久松ライオンズクラブが発案し、デザインを練った。国土交通省福山工事事務所などが約一億円を投じて二十一日以降に着工。来年三月末の完成を目指す。   計画では、大渡橋下流のアシが生い茂る中州二万六千平方メートルと、左岸の河川敷約一万平方メートルを公園に衣替えする。中州のアシの六割を伐採。延長二百五十メートルを掘削して川の水を呼び込み、一部には子どもたちが水遊びできる浅瀬を設ける。河川敷にも幅約二メートルの散歩道を整備。中州にも小道や飛び石を設け、歩けるようにする。
  同ライオンズクラブが、地元町内会や芦田川流域の市民団体に呼び掛けて、アヤメやショウブ、桜など一万本を植樹する予定もある。
  公園整備は、同ライオンズクラブが、結成二十年の記念事業として発案した。中国地方各地の河川視察や大学教授との意見交換を通じて原案を作り、福山工事事務所や福山市に打診。九月末にゴーサインが出た。市民が提案、実現する公園は市内で初めてという。;
  福山工事事務所は、近くの河川広報室と連携して、環境学習エリアに育てたい意向。藤原博昭副所長は「住民の水質改善機運を高めたい」と期待する。同ライオンズクラブの信岡勝哉会長は「後々まで親水の場として残せるように、整備後の維持管理にも力を入れたい」と話している 。
【写真説明】芦田川水辺公園の完成予想図